株式会社YUIは2019年7月に設立された比較的新しいライバー事務所ですが、その実態や経営は健全であると見られています。
同社が運営するYUIプロダクションには、所属ライバーが6000人を超える規模を誇り、国内有数のプロダクションと言えます。
主要取引先にも株式会社A Inc.や LINE株式会社、SHOWROOM株式会社、Bigo Technology Pte. Ltd.などの大手企業が名を連ねており、協業関係は幅広く、経営基盤は確かなものと思われます。
ライバーとは、ライブ配信アプリを使ってリアルタイムで動画配信を行う個人のことを指します。
雑談やゲーム実況、歌や楽器の演奏、料理など、配信する内容は十人十色です。
ライバーのメリット2点
1つ目は収益が得られることです。視聴者から直接投げ銭を受け取れるほか、広告収入なども発生します。2つ目は知名度の向上です。人気ライバーになれば、多くのフォロワーやファンを獲得できます。
一方で株式会社YUIでは、内職スタッフの募集を行っています。この内職の仕事内容は、SNSアプリを使って新規ライバーの勧誘を行うというものです。
具体的には、InstagramなどのSNSで未知の人物にDMを送り、YUIプロダクションへの所属を呼びかけるのが仕事となります。
勤務形態は完全在宅で、スマホとSNSアプリさえあれば勤務可能です。労働時間は1日最低1時間からでOKで、自由に決められます。
給与体系は完全出来高制で、目安として月収2万円から4万円程度を得られるとされています。
しかし実際には、この程度の月収を得ているスタッフはごく僅かだと考えられています。
なぜなら、見知らぬ人物からのDM勧誘は「怪しい」と受け止められ、ほとんどの場合無視されてしまうためです。
大半の人は収入0円?
Yahoo知恵袋でも同様の指摘が多数あり、受け入れられにくい実態がうかがえます。更に、スタッフ同士で獲得対象の取り合いが発生したり、競合他社との勧誘競争にも勝たねばならず、月収ゼロという事態も現実的に起こり得るのです。
つまり、ライバー勧誘での安定収入を得るのは至難の業と言えるでしょう。
一方で、株式会社YUIにライバーとして登録する際は、細心の注意を払う必要があります。
同社自体は健全な企業とは思われますが、ライバー登録に際してはノルマの有無、契約期間や更新月、報酬の支払いシステム、独自のルール、移籍や退所に関する規定など、できる限り多くの情報を事前に確認することが肝心です。
なぜなら、一部の悪質な事務所では過剰なノルマを課したり、退所時に数百万円の高額な違約金を請求するケースがあるためです。
また、契約期間や報酬体系、配信ルールなどについて不透明な点があったり、一方的に不利な内容だったりすることも少なくありません。
事前の確認を怠れば、後からトラブルに巻き込まれるリスクがあり、せっかくの活動の成果が水の泡になってしまう可能性があります。
株式会社YUIそのものには問題がなくとも、ライバー活動には様々なリスクが潜んでいるのが実情です。
まとめ
ライバー勧誘の内職やライバー活動自体に多くのハードルがあり、十分な収益を上げるのは容易ではありません。
リスクを極力排除しつつ、効率的かつ安定的に副収入を得たいのであれば、他の選択肢を検討するのが賢明でしょう。
例えば最近では、ネット環境さえあれば自宅でできる在宅ワークの需要が高まっています。データ入力やWebライティング、チャットレディなど、様々なジャンルの案件が多数あり、中にはスキルを身につければ高収入が期待できるものもあります。
危険性の低い在宅ワークに取り組めば、無理なく健全な副業として収入を得ることができます。
また、自分のペースで作業時間を調整できるため、プライベートと両立しやすいのもメリットです。
在宅副業のほかにも、フリーランスや個人事業などの選択肢もあり、ライフスタイルに合わせて最適なものを選ぶことができます。
自分に合った働き方を見つけるために、様々な選択肢を幅広く検討し、比較検討していくことが重要になります。
自由度が高く無理のない副業スタイルを実現できれば、プラスの収入を得ながらも心身のストレスを抑えられます。
ライバー勧誘のような過酷な営業職に身を置くよりも、遥かに健全で安心感のある形で副収入が得られそうです。
リスクを最小限に抑え、メリットを最大限に享受できる選択ができれば理想的です。
そのためにも、幅広い視野を持って様々な選択肢を探っていくことが何よりも大切なのかもしれません。
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