リクの投資家育成プログラムは詐欺なの?(アザレアで大金を捨てた人も)

「リクの投資家育成プログラム」は、YouTubeやSNSでバイナリーオプション投資の情報やサインツール、自動売買ツールなどを提供している案件です。

しかし、その実態を調査してみると、明らかに詐欺的な要素が見受けられます。

詐欺る気満々の特商法の記載

最も重大な問題点は、このプログラムが提供する情報に、特定商取引法に基づく運営者情報の記載がまったくないことです。

事業者の名称や所在地、連絡先など、法律で義務付けられている重要事項が一切開示されていません。このような情報の不備は、信頼できる提供元ではないことを示す大きな危険信号と言えます。

単発勝率90%以上もあるBO

加えて、プログラムで配信されているバイナリーオプション関連の情報は、誇大な内容が目立ちます。

例えば自動売買ツール「夢咲(Yuzaki)」は、
「単発の勝率が90%以上」
「どの通貨ペアでも稼ぎ続けられる」
などと謳っていますが、実際にそのような高勝率が継続できるとは考えにくく、明らかに誇大な主張だと指摘せざるを得ません。

さらに、動画の中で示されているサインツールの「実績」についても、いつでも捏造が可能な内容にすぎず、稼げる根拠となり得るものではありません。

特商法すら記載されていない時点で、たとえ実績を示したところで意味がないと言わざるを得ません。

このように、プログラムの情報自体にすでに多くの疑惑が生じています。

怪しく胡散臭いリク

しかし、さらに重大な問題が、プログラムを提供する「リク」という人物の信用性に関わる部分にあります。

リクが公開しているインスタグラムのアカウントを調べてみると、投稿されている写真の多くが、他人の画像を無断で転載したものだと確認できたのです。

具体的には、リクがインスタグラムに投稿したご馳走の写真が、実はTwitterの他のアカウントで投稿されていた画像と完全に一致していました。

さらに、引っ越しを示すとされていたタワマンの写真も、やはりTwitterの別アカウントからの無断転載であることが分かっています。

つまり、リクは自身がバイナリーで稼いでいるように見せかけるため、わざわざ他人の生活の様子を無断で借用していたということになります。

このようなリクの実態が明らかになれば、彼が提供するあらゆる情報の信頼性にも疑念が生じてしまうのは必然的な結果と言えるでしょう。

バイナリーで稼いでいるアピールのために嘘の投稿をするリクに、本当に稼げる情報を期待することはできません。

提供されるサインツールや自動売買ツールに対しても、疑わしい目で見る必要があるはずです。

35万円を搾取されました

実際、リクのプログラムについては、ネット上で多くの悪評や被害の声があがっています。

「詐欺に遭った」
「35万円を搾り取られた」
「勝てる気がしない」
といった具合に、プログラムへの不信感や後悔の念が強く示されています。

特に、自動売買ツール「アザレア」については、販売価格が時期によって35万円から100万円、さらには289万円と大きく異なっていた、との指摘があり、金額の決め方が怪しいとの印象を拭えません。

総合して判断すれば、リクのプログラムには数多くの危険な側面やデメリットがあることが分かります。

法律で義務付けられた重要事項の不備、誇大な内容、提供者の信用性の欠如、さらには参加者の被害の声なども上がっているのです。

リクが提供する様々なコンテンツを鵜呑みにしてしまえば、詐欺に遭う可能性が高くなることは避けられません。

バイナリーオプションやFX投資は一般に難しく、簡単に稼げる投資案件はほとんど存在しません。

まとめ

リクのようにあまりに上手く行き過ぎた案件や、実体が怪しい案件には特に注意が必要です。

適切な情報開示がなされていない場合は、その時点で信用するべきではありません。一方的な誇大広告や扇情的な説明にも、惑わされてはいけません。

参加者の実際の声やネット上の評判、そして提供者の姿勢や活動実態にも目を光らせなければなりません。

正々堂々とした投資案件であれば、そうした不審な点は一切ないはずです。

逆に、リクのようにそういった疑問点が多ければ多いほど、危険な詐欺の臭いが強くなってしまうのは自然なことなのです。

投資案件に限らず、副業やお金を稼ぐ機会については、常に冷静な目線を持ち、事業者の実態を徹底して見極める姿勢が重要になります。

簡単に稼げると思い込んでしまえば、結局は詐欺の被害にあってしまう可能性が高くなるだけです。

一人一人が不審な業者の手口に惑わされないよう注意を払うことが、詐欺の撲滅と健全な業界の発展にもつながるはずです。

リクのような怪しげな提供者の案件については、徹底して警戒するべきなのです。

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