リミックスダオは怪しいの?(詐欺まがいのネットワークビジネス?)

リミックスダオ(Remix DAO)は、DEX(分散型取引所)を利用した仮想通貨投資サービスとして紹介されています。具体的には、ファントム(FTM)という仮想通貨を増やした後、それをビットコインに変換し、最終的にビットコインを売却して利益を得るという仕組みです。

2024年にビットコインの半減期が予定されていることから、そのタイミングでビットコインを売却すればより大きな利益を得られるという期待が込められています。この仕組み自体は特に問題ありませんが、リミックスダオには別の側面があります。

ネットワークビジネスの要素

リミックスダオは、単なる仮想通貨投資サービスではなく、ネットワークビジネスの要素も含んでいます。知人や友人に紹介して購入してもらうことで紹介料が得られ、さらに紹介人数を増やしてグループを作ることでより多くの報酬が得られるという仕組みです。

この点が、リミックスダオの危険性を高める大きな要因となっています。

リミックスダオの問題点と危険性

情報の不透明性

リミックスダオについてインターネットで検索しても、詳細な情報はほとんど見つかりません。公式のログイン画面以外の情報がないという状況は、正当なビジネスとしては極めて異常です。

高額な参加費用

リミックスダオに参加するには、会員になる必要があります。その参加費用は、最低でも約7万5000円から、最高では約529万円と非常に高額です。このような高額の投資を、詳細な情報も得られないサービスに行うことは非常にリスクが高いと言えます。

マイニングエクスプレスとの関連性

SNS上では、リミックスダオが過去に問題を起こした「マイニングエクスプレス」の現在形ではないかという指摘があります。マイニングエクスプレスは、仮想通貨のマイニング事業として始まりましたが、そのリーダーらが新型コロナ対策の持続化給付金2億円を騙し取ったとして逮捕されています。

このような前歴を持つ事業の延長線上にあるとすれば、リミックスダオの信頼性は著しく低いと言わざるを得ません。

ネットワークビジネスの問題点

ネットワークビジネスは、上位の参加者ほど多くの利益を得られる一方で、下位の参加者はほとんど利益を得られないか、むしろ損失を被る可能性が高い構造になっています。このような仕組みは、しばしば「ねずみ講」や「ポンジスキーム」と呼ばれる詐欺的な手法に類似しています。

リミックスダオの評判と口コミ

インターネット上では、リミックスダオに関する否定的な評判や口コミが多く見られます。

「リミックスダオに強烈に誘われています。個人事業をしているので、色々なネットワークビジネスや保険など、様々な営業、勧誘は本当に多く、本音を言うと辟易しています。」

この質問に対する回答者は、「この話はもう終わりにしたいです」という断り方を提案しています。これは消費者センターで教わった方法だそうです。

「一年前、友人からネットワークビジネスとして勧められたRemixDAOに参加しました。参加した後に、別の友人からそれは詐欺だとの指摘を受けました。」

この投稿者は、詐欺の可能性を指摘されながらも、友人関係を悪化させたくないという思いから、投資を放置したままにしているそうです。

SNS上でも、リミックスダオに対する批判的な声が多く見られます。

「RemixDAOっていう仮想通貨系のマルチ商法の勧誘されて断ったんやけど友達もうすでにメンバーらしくやばいよなぁ」

「新年想像RemixDaoの勧誘受けた。笑 ポンジスキームの匂いがぷんぷんする。紹介制なのもそれでフィー入るのもめっちゃ謎!もろマルチやん!」

これらの口コミから、リミックスダオに対する不信感や警戒心が広がっていることがわかります。実際に利益を得たという報告はほとんど見られず、むしろ詐欺や悪質なマルチ商法であるという指摘が多く見られます。

まとめ

以上の調査結果から、リミックスダオは非常に危険性の高いサービスであると結論づけられます。仮想通貨投資の魅力的な利益を謳いながら、実際にはネットワークビジネスの形態を取っており、多くの参加者が損失を被る可能性が高いです。

リミックスダオの評価としては、最低評価とせざるを得ません。情報の不透明性、高額な参加費用、マイニングエクスプレスとの疑わしい関連性、そしてネットワークビジネスの問題点など、多くの危険信号が見られます。

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