株式会社OKは、新藤健一を運営責任者とする企業で、「ナンバーワン」という副業を提供しています。
この副業は画像をタップするだけで収入が得られると謳われていますが、その実態は詐欺的な側面があり、極めて危険な案件であると指摘せざるを得ません。
役所に登録されてる情報と相違ある法人
まず株式会社OKの特定商取引法に基づく表記を確認すると、不審な点が散見されます。
会社の所在地についての記載が、国税庁に登録された正式な住所とは異なっているのです。
表記は法律で義務付けられているものであり、故意にずれを設けているとすれば、消費者を欺こうとする意図があると考えられてしまいます。
こうした初っ端の不誠実さから、この会社の信用性への疑念は拭えません。実際、ネット上でこの副業に関する口コミや評判を調べてみると、具体的な被害の声が多数上がっています。
「高額な借金を背負わされた」
「遠隔操作で勝手に契約を結ばれた」
といった、極めて深刻な被害例さえ確認できます。
以前より悪質な高額案件を売りまくる
そしてナンバーワンの実態を探ってみると、以前から同様の副業が繰り返し別の名前で提供されていた疑いがあることが分かってきます。
ナンバーワンはかつて「eビジネス」と呼ばれていた副業の焼き直しである可能性が高く、名前を変えただけで中身は同じだと見られています。
ナンバーワン、そしてeビジネスの正体は、インターネット上で生配信者を勧誘・斡旋するスカウト業務なのです。
しかしそのビジネスモデルは極めて難しく、スカウト対象の信頼を得るためには長期の営業努力が必要不可欠です。それができる人材やノウハウがなければ、成果は期待できません。
ところが株式会社OKは、この斡旋業務を短期で誰もが簡単に儲けられるかのように宣伝しています。これには明らかに誇大な部分があり、実際の難易度とはかけ離れています。稼げる根拠が不明な以上、詐欺的な側面があると言わざるを得ません。
360万円の教材代金は狂ってる
そしてナンバーワンでは、最初に1,980円の「ガイドブック」代と称して現金を支払わせます。しかしこのガイドの内容は曖昧で稼げる情報は一切ありません。
単なる口実に過ぎず、本当の目的は次に控えている高額な「サポートプラン」を売りつけることにあるのです。
このサポートプランの金額は15万円から最悪の場合で360万円以上にもなり得ます。それでいて内容は不明、稼げる保証もありません。
一方で、1,980円のガイドブック代さえも、厳しい条件が課されて返金が極めて難しい仕組みになっています。つまり、高額な出費は避けられず、払ったお金は簡単には戻ってこない仕組みなのです。
ナンバーワン、そしてeビジネスの前身に当たるライオン副業においても、借金を背負わされたと訴える被害者の声が上がっています。
株式会社OKそのものが、ずっと以前から同じような詐欺的な手口を繰り返してきた疑いが極めて強いのです。
さらにナンバーワンの特定商取引法の表記にも不審な点があり、怪しい点が重なれば重なるほど、この副業案件に対する疑念は増すばかりです。
単に名前を変えただけでは、過去の悪しき実績から逃れられません。同じ穴のムジナである可能性が極めて高いと見られています。
まとめ
このように、株式会社OKの運営する「ナンバーワン」副業については、様々な不審な点や危険な側面が目に付きます。
実態が怪しげな業務内容であり、極端に期待し過ぎた宣伝文句もあり、さらには高額な費用を請求してくる可能性さえあります。
加えて運営企業自体の信用性にも疑問符がつくなど、総合して見てこの案件のリスクは非常に高いと言わざるを得ません。
投資や副業には確かにリスクが付きものですが、株式会社OKのように、あまりにも多くの危険信号が散見される案件については極力避けるべきです。
万が一被害に遭ってしまえば、取り返しがつかなくなる可能性さえあるのです。冷静な判断のもと、疑わしき点は遠慮なく排除する姿勢が何より大切になります。
優良な投資案件や副業サービスについても、提供元の実態を徹底的に吟味し、少しでも不審な点があれば利用を控える必要があります。
一時的な甘言に惑わされてはいけません。一人一人がそうした注意を怠らず、怪しい業者の手口に惑わされないよう心掛けることが、健全な業界環境を構築する上で重要なのです。
株式会社OKのようなケースを確実に排除し、消費者被害のリスクを最小限に抑えていく努力が不可欠なのです。
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