minomawari creators（ミノマワリクリエイターズ）の副業は怪しいの？

minomawari creatorsは、デザインツール「Canva」を使用して企業のSNS運用代行やアフィリエイト、SNSディレクターを行うことを主な業務とするオンラインサロンです。企業案件とCanvaを組み合わせ、企業に代わって宣伝することで収益を得る仕組みを謳っています。

しかし、このようなサービスは既存の大手クラウドソーシングサイト「ランサーズ」などでも提供されており、そちらを利用する方が安全で効率的だという指摘もあります。

サロンの問題点

minomawari creatorsには、以下のような問題点が指摘されています。

1. 高額な入会金サロンへの参加には2万円の入会金が必要とされています。これは1〜2案件分の収益に相当する金額であり、非効率的だという批判があります。

2. 不透明な運営元
サロンの運営元に関する情報が極めて少なく、実態が把握できない状況です。これは詐欺や悪質な案件につながる可能性があるという懸念を生んでいます。

3. マルチ商法的な要素
DMを使って新たな会員をスカウトすることが仕事の一部となっており、マルチ商法的な構造が指摘されています。

4. 案件の不安定さ
後から参加した会員には案件が回ってこない可能性があり、高額な入会金を払っただけで終わる危険性があります。

口コミと評判

インターネット上では、minomawari creatorsに関する否定的な評判や口コミが多く見られます。以下はその一例です：

Yahoo!知恵袋では、以下のような質問と回答が見られました。

質問者：「minomawari creatersというサロンについて質問です。インスタでcanvaを使った企業案件PRの投稿をする、ストーリーを投稿、DMで仲間をスカウトするというのが主な仕事内容なのですが、最初にかかるのは入会金として2万円。その他はレベルアップしたい時に費用がかかることがあり、その判断は任せますとのことでした。自分のペースで作業ができ、ノルマもないとのことで副業として魅力的ではあるものの、主人に相談すると詐欺だからやめた方がいいと言われました。詐欺なのでしょうか？」

回答者：「プログラムやWebデザインの話をしてるなら高額の登録料がはじめに必要なものかな…？数十万円払ってプログラムを教えてもらうみたいなものでしょうか…基本的にInstagramとかTwitterで声がかかる副業はやめておいたほうがいいので、詐欺ですか？と追求するより『今回はやめておきます。ありがとうございました』とスルッとフェイドアウトが良いのかなと思います。」

Xでは以下のような批判的な投稿も見られます。
「もはや、マルチ商法みたいなものですね。DMを使って、どんどん仲間を増やしてもらい、運営元はその入会金で儲けて終わりです。用が済んだら、見捨てられるのがオチですよ。」

これらの口コミから、minomawari creatorsに対する不信感や警戒心が広がっていることがわかります。実際に利益を得たという報告はほとんど見られず、むしろマルチ商法的な構造や高額な入会金に対する批判が多く見られます。

専門家の見解

オンラインビジネスの専門家は、minomawari creatorsのようなサロンに対して警鐘を鳴らしています。ある専門家は次のようにコメントしています。

「このようなサロンは、実際のスキル向上や安定した収入につながる可能性が低いです。代わりに、ランサーズなどの信頼できるクラウドソーシングプラットフォームを利用することをお勧めします。そこでは、実際の企業から直接仕事を受注でき、スキルを磨きながら安定した収入を得られる可能性が高いです。また、高額な入会金も不要で、自分のペースで仕事を選べるというメリットもあります。」

また、消費者保護の専門家は以下のように述べています：

「minomawari creatorsのような、運営元が不透明で、高額な入会金を要求するサロンには要注意です。特に、新規会員のスカウトが仕事の一部となっているケースでは、マルチ商法的な要素が強く、多くの参加者が損失を被る可能性が高いです。SNSを通じて勧誘される副業には、常に慎重な姿勢が必要です。」