LUPPY(ルッピー)NFTは怪しいの?口コミは?(「中村俊彦」「中村愛子」は関与?)

ルッピーNFT(LUPPY)は、2022年6月1日に発売された10,000点限定のNFTコレクションです。「宇宙から地球に幸運と幸福を運ぶ使者」をコンセプトに、パリの有名アパレルブランドデザイナーと海外在住のクリエイターがデザインしたとされています。

ルッピーNFTの特徴は以下の通りです。

1. 保有するだけで仮想通貨の自動運用ができる
2. 広告を貼ることで広告収入が得られる
3. 簡単に始められ、誰もが報酬をもらえる仕組み
4. ドバイや日本で精力的にPR活動を行っている
5. 世界最大のNFTマーケット「Opensea」でランキング15位を獲得

ルッピーNFTの仕組み

ルッピーNFTは5つのランクと5つのシリーズから構成されており、ランクが高まるにつれて希少性や価値が増していく仕組みとなっています。価格帯は約18万円から1800万円までと幅広く、一般の投資家にとってはかなり高額な投資となります。

仮想通貨運用については、「CRYPTO TRUST」というサービスを利用し、購入価格の80%相当額を自動で運用できるとしています。しかし、この運用の具体的な仕組みや収益性については不明確な点が多く、「持っているだけで資産が増える」という主張の根拠は薄弱です。

アフィリエイト広告収入

ルッピーNFTのもう一つの特徴は、「Media Owners Club(メディアオーナーズクラブ)」と呼ばれるアフィリエイトプログラムです。このプログラムでは、自動で立ち上がる専用サイトに広告を貼るだけで、毎月最大13,000円の報酬が得られるとしています。

しかし、この報酬を受け取るためには月額10,250円の費用が必要であり、実質的な利益は2,750円に留まります。さらに、これらのサイトが本当に13,000円の広告収入を生み出せるかどうかは非常に疑わしく、ポンジスキーム(新規投資家から集めた資金を古い投資家への配当に回す詐欺的手法)に発展する可能性も指摘されています。

ネットワークビジネス要素

ルッピーNFTが広く普及している理由の一つに、ネットワークビジネスによる紹介報酬の高さがあります。紹介報酬は最大15%に達し、多くの人々がこの報酬目当てに勧誘活動を行っています。これは、実際の商品やサービスの価値よりも、新規参加者を増やすことに重点を置いた構造であり、持続可能性に疑問が残ります。

ルッピーNFTの怪しい点

運営者の背景

ルッピーNFTの運営には、過去に怪しい投資案件に関わっていたり、ポンジスキームで有名なメンバーが関与しているとされています。特に「中村俊彦」「中村愛子」夫妻は、過去の案件で「詐欺」と非難され、日本を離れてドバイに移住したとの情報もあります。

運営会社の不透明性

ルッピーNFTの運営元とされる株式会社KREEDについても、疑問点が多く存在します。会社の所在地がレンタルオフィスであることや、連絡先が IP 電話であることなど、実態が不明確な点が多々あります。

セミナーの違法性

ルッピーNFTは定期的にセミナーを開催していますが、これらのセミナーで「契約書面・概要書面」の交付を行っていないとの指摘があります。ネットワークビジネス(連鎖販売取引)では、特定商取引法により書面の交付が義務付けられているため、この点で法令違反の可能性があります。

海外展開の疑問

ルッピーNFTは海外展開を強調していますが、実際には日本人投資家がメインターゲットとなっているようです。海外でのイベントや英語での説明は、信頼性を高めるための演出である可能性が高いとの指摘もあります。

口コミと評判

インターネット上では、ルッピーNFTに関する否定的な評判や口コミが多く見られます。

「LUPPY(ルッピー) NFTは、ドバイ在住のメンバーがSNSで投資を募っているプロジェクトで、ポンジスキームで有名なメンバーも関与しています。結論を述べると、このプロジェクトは詐欺です。儲かるのは勧誘幹部だけであり、彼らは過去に被害者を出してきた詐欺商材をNFTという話題性のあるものに名前を変えただけであり、本質は変わっていません。」

Yahoo!知恵袋では以下のような質問と回答が見られました。

質問者:「知り合いが無茶苦茶簡単に儲かると眼の前でスマホを操作見せてくれました。ものの5分くらいで月に50万円以上の振り込みがあるとのことです。聞いてみると、LUPPY NFTとかいうやつらしいです。これってそんなに簡単に初期投資無しで儲かりますか?」

回答者:「あのね 世の中上手い話はないの。大人の人は中身なんて聞いてないですよ。上手い話はないと覚えなければいけないですよ。どんなに口が上手くて中身がまともなように装っても、上手い話はないんですよ笑」

Xでは以下のような批判的な投稿も見られます:
「ルッピーNFT? 詐欺でしょ 何で セミナー 金払って行かなきゃいけないんだよw 何で 月額金取られるんだよw NFTアート 直接買えばいいじゃんw」

これらの口コミから、ルッピーNFTに対する不信感や警戒心が広がっていることがわかります。実際に利益を得たという報告はほとんど見られず、むしろ詐欺的な要素を指摘する声が多く見られます。

専門家の見解

「ルッピーNFTのような、高額な参加費用を要求し、かつ具体的な収益メカニズムが不明確なプロジェクトには、常に警戒が必要です。特に、ネットワークビジネスの要素が強く、過去に問題のあった人物が関与しているケースでは、詐欺的な要素が含まれている可能性が高いです。NFT市場はまだ法整備が十分でない分野であり、このような灰色の案件が多く存在します。投資家は十分な調査と慎重な判断が求められます。」

「ルッピーNFTの構造は、典型的なポンジスキームの特徴を多く備えています。特に、高額な初期投資と継続的な月額費用、そして紹介報酬の仕組みは、新規参入者の資金で古い参加者に利益を還元する構造になっています。このような仕組みは必ず破綻するため、参加者の大多数が損失を被る可能性が非常に高いです。」

まとめ

以上の調査結果から、ルッピーNFT(LUPPY)は非常に危険性の高い投資案件であると結論づけられます。「保有するだけで資産が増える」という魅力的な謳い文句の裏には、多くの疑問点と潜在的なリスクが隠されています。

特に以下の点が重大な問題として挙げられます:

1. 運営者の信頼性の欠如
2. 不透明な収益構造
3. ネットワークビジネス要素の強さ
4. 法的問題の可能性
5. 否定的な評判と口コミの多さ

これらの問題を考慮すると、ルッピーNFTへの参加は強くお勧めできません。

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