永井敦さんのALOHA.JP(アロハ)は副業詐欺?(新時代のSNSは嘘)

ALOHA.JP(アロハ)は、ハワイ生まれの新感覚SNSサービスを標榜しています。

このサービスでは、ユーザーが友達を増やしたり、日記を書いたり、投稿に「いいね」をするだけで、驚くべき高額収入が得られると謳われています。

具体的には、以下のようなポイント制度が設けられているとのことです。

・友達を1人増やすごとに10ポイント(1000円相当)が付与される
・日記を1件書くごとに50ポイント(5000円相当)が付与される
・投稿に「いいね」を1件付けるごとに1ポイント(100円相当)が付与される

このポイントは現金に交換可能で、活発にSNS活動を行えば行うほど収入が増えていくという非常に魅力的な仕組みのようです。

さらに、初月から月収80万円、平均で月収117万円が目指せると言われています。

しかし、これほどの高額収入がSNS活動だけで得られるというのは、あまりにも過大な説明と言わざるを得ません。

実情は詐欺アプリ?

そこで、このALOHA.JPの実態を調査してみると、さまざまな疑惑が浮かび上がってきます。

まず、このサービスを提供しているアプリがAppleストアやGooglePlayストアに実在しないことが分かりました。

業者の説明では、AppleやGoogleから認証を受けているかのように言っていましたが、これは虚偽の説明だったのです。

さらに、ALOHA.JPというSNSサイト自体が、インターネット上に存在しないことも判明しました。つまり、ユーザーが実際に利用できるサービスが存在しないというわけです。

会員数が5300人いるという説明も、口コミや評判の良い情報が一切ないことから、明らかな虚偽であることが分かります。

また、このALOHA.JPを開発したと言われている永井敦さんという人物についても、一切信憑性のある情報が見つからず、存在自体が怪しいものとなっています。

おそらく業者側から雇われた役者の可能性が高いでしょう。

特商法の記載はありません

さらに、特定商取引法に基づく表記についても、不備があることが分かりました。特商法では、事業者の会社名や連絡先を明記することが義務付けられていますがALOHA.JPの案内ではそうした情報が記載されていませんでした。

普通の健全な事業であれば、こうした情報は必ず明記するはずです。

実際に、住所地を追跡調査してみると、特商法に記載されていた住所は「東京都品川区南品川5-16-7」でした。しかし、この住所はコワーキングスペースとして賃貸されている建物のようで、実際に事務所が存在するかどうかは怪しいものがあります。

同じ住所からヒットしたのは「アットブレイク株式会社」という企業だけでしたが、おそらくこの企業は実体のない”幽霊会社”である可能性が高いと考えられます。

つまり、ALOHA.JPというサービスは、実際には存在せず、それを提供する業者自体も機能していない疑いが濃厚なのです。

それにもかかわらず、うまく言い訳をして集客し、おそらくサービス利用料やシステム利用料などの名目で料金を請求してくる可能性が考えられます。

そうなれば、実際の対価が何もない状態で徒に金銭を騙し取られてしまうことになります。

まとめ

このように、ALOHA.JPについては、複数の点で詐欺の疑いが極めて濃厚です。過大な収入を約束されても、決して登録などしてはいけません。

このようなグレーな事業者に手を出せば、必ずと言っていいほど被害に遭ってしまう可能性が高いのです。十分に注意が必要不可欠といえるでしょう。

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